曹洞宗祥福寺沿革



ご本尊 仏教の開祖「釈迦牟尼佛」(お釈迦さま)をご本尊とし、
お釈迦さまの、み教えを正しくお伝えになられた
道元禅師と、親しくお弘めになった瑩山禅師を
両祖さまとしてお慕いいたします。
ご本山 道元禅師が、福井県にお開きになられた
大本山永平寺と、瑩山禅師がお開きになられた
大本山總持寺を両大本山としております。
教義 坐禅(身と心を調えること)の実践を通して「みほとけ」との絆を深め、
感謝報恩の日送りを行じていくことを信仰の要といたします。
開山 祥福寺は江戸時代、初代高松藩主松平頼重公に招かれた
鶴洲和尚を開山とし、享保十一(1726)年二代藩主頼常公の時に
禅宗の一派である黄檗宗本山満福寺の末寺・瑞亀山祥福寺として
宮脇邑(現宮脇町)に創建された後、曹洞宗に改宗されました。
五百羅漢を祀る寺として
羅漢さんとも称され民衆の信仰を集めましたが
太平洋戦争の高松大空襲で、灰燼に帰しました。
昭和四十二年、現在の地に堂宇を建立。
昭和六十三年、伽藍を新築して今日にいたります。
曹洞宗の認可参禅道場として、坐禅会を主催しております。
生目八幡
(活目とも書く)
祥福寺の鎮守のお社(やしろ)。
俗に「いきめさま」と呼ばれておりますが、正式には「いくめさま」と申します。
古くから、眼疾に霊験あらかたと伝えられ「眼をひらく」ことから転じて、
よろずの願いがかなうお社として信仰されております。