街のそこここに色とりどりの花が咲いて目を楽しませてくれる季節となりました。
最近はエフワン種といって、きれいな花は一代限りで種が採れても
同じ花を咲かせてくれない品種があるのだそうです。
先日、所用で空港に行ったときのこと。
駐車場のアスファルトの割れ目に、なんともきれいな紫色をした小さな花が咲いていました。
よくぞこんなところで、いのちいっぱいの花を咲かせて種を残してきたと、
感心して車に戻ったことでした。
人も同じですね、流行や体裁ばかりを気にして毎日を過ごしていると、
心がやせ細ってしまいます。
しっかりと地に足のついた日送りをしている人は、周りまでも元気にしてくれます。
祥福寺住職合掌
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