新しい一年が始まりました。
「今年こそは」と、さまざまな計画や目標をたてている方もおありのことと思います。
一日は二十四時間。やりたいことをするには限りがあります。
ぼやぼやしている暇はありません。
かと言って、あれもこれもと欲をかいてみても、たいしたモノにはなりません。
さまざまなことを少しずつ楽しむか、一つのことにじっくりと取り組むか。
いずれにしても、せめて一日に一度だけでも「ああ、そうか」とか
「ああ、よかった」と言えることがとても大切なのだと思います。
「なにかを待つのではなく、なにかを見つける」ように心がける。そんな一年にしたいものです。
平成十八年一月の『寺だより』から 祥福寺住職合掌
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