「もう、早、十二月や。一年が早いなぁ」「ほんまになぁ」こんな会話をよく耳にする頃になりました。 何かやり残したことがあるような、忘れていることがあるような…。ふと、そんな思いにかられる年の瀬です。 悩んでいても始まりません。何はともあれ、やれることからやっていきましょう。 師走のいち日も、年始のいち日も、どの一日も一生のうちのかけがえのない、たいせつな一日です。 先ずは「大きく深呼吸。背すじを伸ばして、いい笑顔をひとつ」。 平成十八年十二月の『寺だより』から 祥福寺住職合掌